あなたは「疲れやすい人」?「疲れにくい人」?

「健康度」チェックリスト
  1. 肌の色・・・A:どちらかと言うと色黒・・・B:どちらかと言うと色白
  2. 体系・・・A:筋肉質(引き締よっている)・・・B:ふっくら、ぽっちゃり型
  3. 体温・・・A:体の冷えを感じることが多い・・・B:体が冷えることはあまりない
  4. 体力・・・A:無理をしすぎて疲れる・・・B:少し動くだけでも疲れる
  5. 動作・・・A:動作は機敏、歩くスピードも速い・・・B:体の動きはゆったりしている
  6. 体のトラブル・・・A:胃炎や□内炎やニキビになりがち・・・B:どちらかと言うとアレルギー体質
  7. 胃腸・・・A:下痢よりも便秘になるほうか多い・・・B:便秘より下痢をするほうが多い
  8. 性格①・・・A:何事も熱中してやりすぎる・・・B:あまり無理はしない
  9. 性格②・・・A:喜怒哀楽か激しい・・・B:おっとりしていて穏やか
  10. 性格③・・・A:他人の目、意見は気にしない・・・B:他人の目が気になる
  11. 性格④・・・A:悩みがちな性格だ・・・B:あまり悩まない
  12. 性格⑤・・・A:活動的・・・B:静かで落ち着いている
  13. 食べ方・・・A:食事の時間は短い・・・B:食事の時間は長い
  14. 食べ物①・・・A:肉類や脂っこいものをよく食べる・・・B:野菜やあっさりしたものをよく食べる
  15. 食べ物②・・・A:刺激の強いものより,甘いものを好む・・・B:辛いものなど刺激のあるものを好む
  16. 入浴・・・A:入浴時間は短い・・・B:入浴は、湯船にゆっくり浸かる
  17. 薬・・・A:定期的に飲んでいる薬がある・・・B:薬はできるだけ飲まない
  18. 生活・・・A:仕事などで忙しいのは当たり前・・・B:忙しい生活は、できるだけ避けたい
  19. 睡眠・・・A:睡眠不足になりがち・・・B:睡眠時間は十分に取っている

上記のチェックリストでAが多かった人は、実は自律神経の中でも「交感神経」が優位になったことによる疲れを感じやすい人です。わかりやすく言うと、「忙しすぎて、いつも疲れている」タイプで、激務に追われるビジネスパーソンがその典型です。忙しい現代人は、7割以上の人が当てはまるでしょう。

Bが多くなった人は、自律神経の「副交感神経」優位による疲れを感じることが多い人です。たとえば、過保護に育てられた小学生が「体を動かし始めるとすぐに疲れる」ような状態。「リラックスしすぎて、体の機能が低下し、すぐに疲れが出る」タイプです。体の頑張りの許容範囲が狭いのです。ビジネスパーソンには少ないですが、それでも女性を中心に3割ほどの人がこのタイプに当たるでしょう。

AとBでは、疲れの感覚は似ているかもしれませんが、そこに至るメカニズム、なりやすい病気がまったく違うのです。AとBの数の差があまりなかった人(1~3くらい)で、体調がよい人は、自律神経のバランスが取れており、あまり疲れで悩まない人です。体調の悪い人は、自律神経の働きが、不安定になっている人です。これらのタイプについて説明していきましょう。

— posted by ソラヒト at 12:26 am  

 

「5分間の深呼吸」で疲れが取れる!

疲れといっても、いくつかの「タイプ」があります。そして、タイプが違えば、当然、解消方法も違います。その違いが、免疫学の立場から見ると、いっそうよくわかります。後半でも詳しくメカニズムを説明しますが、免疫学とは、もともと人間に備わっている免疫力によって病気を癒す医療分野です。

わかりやすく言えば、ウイルスや細菌など、さまざまな外敵から体を守る防衛システム・・・「白血球の働きによって、体を病気から守る自然治癒力」のことです。共同研究者である外科医の医師と共に、自律神経が白血球の働きに大きな影響を与えるという、「白血球の自律神経支配の法則」を発見しました。

この法則を通して見ると、疲れのタイプや解消法が具体的にわかつてくるのです。さらには、タイプと共に、疲れの「レベル」もいくつかに分けられます。「5分間の深呼吸で取れる疲れ」から、「病気のサインとしての疲れ」、「病気のレベルに達している疲れ」まで、それぞれの段階で体の中で起きている変化についても、見えてきます。

まず、疲れのタイプとレベルについて詳しく説明していきます。これらを知っていれば、現在の自分かどんな疲れの状態にあるのかを把握しやすくなり、対策を立てやすくなるでしょう。

— posted by ソラヒト at 12:21 am  

 

免疫力「体の声」に耳を傾けてみよう

「あー、疲れた」あなたも、無意識のうちに、そう口走ってしまったことがあるでしょう。疲れとは、病気の手前で。体が発するSOSアラーム、つまり、「体の声」です。ですから、私たちが、その「体の声」を軽視したり、聞き逃したりすると、体にさまざまな不調が現れます。それがひどくなった状態が「病気」です。仕事はもちろん、日々の生活に支障をきたすこともあります。

あなたは、疲労を感じる時、体のどの部分に、どんな感覚を覚えるでしょうか?「全身で”疲れた”と感じるだけじゃないの?」そのような漠然とした感覚しか持つことができない人は多いもの。特に、健康で体力もある20代や30代前半の男性にそうした傾向が見られます。

男性は、だんだん体が言うことをきかなくなり始める30代の後半以降、病気になって初めて、必要に迫られ自分の体に注意を向けることが多いようです。疲れを解消する方法も、男性は、「じっと休む」とか、「とにかく寝る」など単純になりがちです。その数は片手で数えられるほどではないでしょうか。

女性は、男性より繊細で敏感ですから、体の声を感じ取りやすいかもしれません。しかし、それでも私は、体のどんな声が、どんな状態を表しているのかを正しく聴くことができる人は、それほど多くないと思っています。その理由は、現代文明特有の病気にかかる人の数の多さに表れています。

疲れと上手につき合い、コントロールすることができれば、病気にはなりません。それどころか体が本来持っているパワーを存分に発揮することができます。今より、もっと大きな仕事、もっと喜びに満ちあふれた充実した毎日を手に入れることができるのです。

— posted by ソラヒト at 12:12 am