免疫力「体の声」に耳を傾けてみよう

「あー、疲れた」あなたも、無意識のうちに、そう口走ってしまったことがあるでしょう。疲れとは、病気の手前で。体が発するSOSアラーム、つまり、「体の声」です。ですから、私たちが、その「体の声」を軽視したり、聞き逃したりすると、体にさまざまな不調が現れます。それがひどくなった状態が「病気」です。仕事はもちろん、日々の生活に支障をきたすこともあります。

あなたは、疲労を感じる時、体のどの部分に、どんな感覚を覚えるでしょうか?「全身で”疲れた”と感じるだけじゃないの?」そのような漠然とした感覚しか持つことができない人は多いもの。特に、健康で体力もある20代や30代前半の男性にそうした傾向が見られます。

男性は、だんだん体が言うことをきかなくなり始める30代の後半以降、病気になって初めて、必要に迫られ自分の体に注意を向けることが多いようです。疲れを解消する方法も、男性は、「じっと休む」とか、「とにかく寝る」など単純になりがちです。その数は片手で数えられるほどではないでしょうか。

女性は、男性より繊細で敏感ですから、体の声を感じ取りやすいかもしれません。しかし、それでも私は、体のどんな声が、どんな状態を表しているのかを正しく聴くことができる人は、それほど多くないと思っています。その理由は、現代文明特有の病気にかかる人の数の多さに表れています。

疲れと上手につき合い、コントロールすることができれば、病気にはなりません。それどころか体が本来持っているパワーを存分に発揮することができます。今より、もっと大きな仕事、もっと喜びに満ちあふれた充実した毎日を手に入れることができるのです。

— posted by ソラヒト at 12:12 am