今日から始める「健康年齢を伸ばす」習慣

では、チェックリストで、AとBの数の差があまりなかった人(1~3くらい)は、どう考えればよいのでしょうか。そういう人は、交感神経優位と副交感神経優位の間を、シーソーをするように「揺れ動いている」人だと言えます。AとBの差があまりなく、かつ体調がよければ、現時点では、健康的な生き方、あまり疲れで悩むことはない生き方をしていると言えるかもしれません。

具体的には、自律神経のリズムを感じ取りやすく、体の声を聴くことができ、意識的にメリハリの利いた生活をしている人が、これに当てはまります。また、もともと備えている体質と、現在の生活かすれている人もいるでしょう。

たとえば、色白でぽっちゃり、ゆったりした性格の副交感神経優位だった人が、育ち方や環境の影響を受けて、交感神経型の生き方をするようになった場合です。もちろん、この逆のパターンも同様です。

ちなみに知り合いのチェック結果は、Aが8個、Bは7個でした。もともとは副交感神経優位の体質ですが、現在は、たくさん本を読んだり、年100回近く出張で全国に行くなど忙しい生活を送っているので、交感神経優位になりがちです。そう理解したうえでメリハリの利いた生活を心がけているので、自律神経のシーソーが機能しているわけです。

一方、AとBの差があまりなく、体調が悪い人は、もしかしたら自律神経の働きが不安定になっているかもしれません。この場合は、以降で述べる、自律神経のバランスを整えるコツを実践してみてください。

— posted by ソラヒト at 12:18 am